メンタルヘルス講習会「マインドフルネスによるストレス低減法2」

 2020年12月16日に、2年連続で、水資源機構琵琶湖開発総合管理所さまでメンタルヘルス講習会を実施させていただきました。テーマは昨年同様、マインドフルネスによるストレス低減法でした。今回は新型コロナウイルス感染症の影響で、かなりの間隔を空けて現地で開催するとともに、リアルタイムで遠隔地に映像を飛ばし、そこでも受講していただきました。

 同じテーマでしたが、実施するマインドフルネスのワークを大幅に変更し、昨年受講された方にも新鮮な気持ちで参加していただけるようにしました。また、マインドフルネスを実際どのように活用していくのかという点についても、昨年以上に詳細に解説しました。

 今回、私自身も「見る瞑想」を受講者の方と一緒にやってみて、大きな気づきがありました。それは、お借りしていたノートパソコンのメーカーが「hp」だったのですが、このロゴが、長短の斜めの線が4本引いてあるだけだと気づいたのです。それを「h」や「p」と意味づけたのは、こちらの認知であり、あるがままに受け入れることができていないなと気づかされたのでした。

 マインドフルネスは、練習すればするほど上達していきます。また来年も呼んでいただければ、新しいワークや説明の仕方を用意して、より実践的なものにしたいと考えています。他の企業でもマインドフルネスによるメンタルヘルス研修をご希望の方はご連絡ください。

京都大学でドイツ観念論哲学とその日本への影響を学ぶ。社会人経験後、認知行動療法の第一人者である井上和臣先生の指導を仰ぐために、鳴門教育大学大学院に進学。この頃からマインドフルネスの実践と研究を始める。 大学院修了後、長岡病院に入職。大阪経済大学・花園大学・立命館大学の非常勤講師、EAP研究所の客員研究員などを兼務。少年院へのマインドフルネス導入の助言も行っている。認知行動療法やマインドフルネスの研修をこれまで100回以上担当。 2020年1月に哲学心理研究所を開業。

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