第2回CBTセミナー~マインドフルネスの臨床応用~のご案内

 京都弁証法認識論研究会主催で、第2回CBTセミナー~マインドフルネスの臨床応用~を開催することになりました。Zoomを使ったオンラインセミナーで、後日の録画視聴も可能です。Zoomの当日参加の日時は以下です。

2020年7月19日(日) 15:00~17:00

 第1回CBTセミナーもZoomによるオンラインセミナーとしましたが、アンケートには、地方在住なので新型コロナウイルス騒動がなくても、オンラインで開催してほしいという声が多数寄せられました。また、子育て中なので、録画視聴が可能だと助かるという声もいただきました。そこで今回もZoomを使ったオンラインセミナーとし、録画視聴による参加形態も設けることにしたのです。

 なお、参加費は参加形態によって異なり、3,000円~9,000円となります。具体的には以下です。

① Zoomによる当日参加→3,000円
② 後日の録画視聴    →4,000円
③ ①と②の両方     →5,000円

オプション
④ 第1回セミナーの録画視聴→+4,000円

 Zoomによる当日参加は、カメラ・マイク必須としましたが、その分、参加費を低く設定しました。また、第2回CBTセミナーのみでも分かるように解説する予定ですが、一応、マインドフルネスとは何かということをアバウトではあっても理解していることを前提としています。そのあたりの理解が不十分だという方向けに、オプションとして、第1回CBTセミナー~マインドフルネスの基礎~の動画を視聴できるようにしました。

 第2回の内容は、マインドフルネスの臨床応用ですが、これは、2019年の夏に、長岡病院主催のワークショップで扱った内容と重なります。このワークショップでは、事後アンケートによる評価が、全体評価や面白さの評価などで、5点満点中、4.7点を超えました。私としても、かなり自信をもってお勧めできる内容となっています。

 第1回CBTセミナーと同様に、事前に配付資料をPDF形式でお送りする予定です。資料に目を通しておいていただけると、セミナーの理解がより深まると思います。実際、この資料を事前にお送りする方法がよかったので、次回も継続してほしい、という声を複数いただきました。

 実は、第2回CBTセミナーの広報をすでに開始しており、ちょうどこの記事を書いている時点で広報開始から6日経ったのですが、すでに70名を超えるお申し込みがあり、マインドフルネスを活用したいというニーズが非常に多いことを実感しております。

 なお私は、これまで以下のようなマインドフルネスの活用・応用に関する学会発表を行っています。

若井貴史 2015 認知行動療法に活かすマインドフルネス 日本心理臨床学会第34回秋季大会
若井貴史 2016 認知療法の作用機序としての「脱中心化」―再帰属法からの考察― 日本心理臨床学会第35回秋季大会
若井貴史 2017 不潔恐怖・洗浄強迫のある女子高校生に対する認知行動療法―マインドフルネスの要素を取り入れた曝露によって6回で終結した事例― 日本心理臨床学会 第36回大会

 今回のセミナーでは、これらの内容を踏まえた、臨床に役立つものとするつもりです。関心のおありの方は、是非ともご参加ください。

 お申し込み、詳細については、以下のサイトよりお願いいたします。
https://forms.gle/pM2gzmMo7tekgBYi7

京都大学でドイツ観念論哲学とその日本への影響を学ぶ。社会人経験後、認知行動療法の第一人者である井上和臣先生の指導を仰ぐために、鳴門教育大学大学院に進学。この頃からマインドフルネスの実践と研究を始める。 大学院修了後、長岡病院に入職。大阪経済大学・花園大学・立命館大学の非常勤講師、EAP研究所の客員研究員などを兼務。少年院へのマインドフルネス導入の助言も行っている。認知行動療法やマインドフルネスの研修をこれまで100回以上担当。 2020年1月に哲学心理研究所を開業。

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