5 | メンタルヘルス講習会 講師 |
日 時 | 2020年3月18日(水)15時〜17時 |
場 所 | 水資源機構丹生事務所 |
内 容 | 「マインドフルネスによるストレス低減法」 |
参加者 | 職員10名 |
今回の研修は、最近需要の多い「マインドフルネスによるストレス低減法」がテーマでした。いつものように、マインドフルネスはネガティブな思考や感情から距離をとることによってストレスを低減できることを、ワークを体験していただきながら理解できるように工夫しました。
また、思考の反芻を妨害し、それによってネガティブな感情が誘発されるのを防ぐことができる点も強調しました。ここを認識論的に説くと、マインドフルネスとは直接の反映像を描き続けるということですから、観念的に二重化した像(想像、創像)を妨害することができる、ということです。最近の研修ではこのような、認識論の内容もできる限り表象化して、分かりやすくお伝えしています。
新型コロナウイルス感染症の影響で、レーズン・エクササイズという一粒のレーズンをゆっくり食べるというワークは実施できませんでした。私はこのレーズン・エクササイズをかなり重視しているため、この点は非常に残念でした。また機会がありましたら、このレーズン・エクササイズの意義についても詳細に解説したいと思います。